ご挨拶

鼓和-CORE-代表/クリエイティブディレクター  夏井洋平


鼓和-CORE-は、マーチングバンドの中でも特徴的な楽器、マーチングドラム(ドラムライン)を主な表現手段とした日本初のドラムパフォーマンス集団として、マーチングバンドの国内発祥地「神奈川県横浜」で結成しました。当時、マーチングの本場アメリカではすでにドラムラインを使用したエンターテインメントが存在していましたが、国内でそのような形態の演奏グループは無く、楽器もないゼロからのスタートでした。模索しながらも活動を重ねていく中で、2009年に地元横浜で開催された 横浜開港150周年記念式典ショー「ヴィジョン!ヨコハマ」(宮本亜門氏演出)の出演をきっかけに「より多くの方々に鼓和のパフォーマンスを観ていただき、感動や元気を届けていきたい」そんな想いが強くなり、2011年に自らのマネジメントプロダクション株式会社UNISON COMPANYを起業し、プログループとしての活動を開始しました。

2019年には、以前葉加瀬太郎氏のコンサートツアーでご一緒させていただいた、映画監督・演出家の堤幸彦監督を演出協力に迎え、過去最大規模の公演となる「Japanesque~祭り~」を東京の浅草公会堂で開催しました。内容、演出的にも様々なチャレンジや準備をしての作品となりましたが、お子様からご年配の方々まで多くの方々にご来場いただき、大変ご好評をいただきました。堤監督と共に過ごす時間、作品を通じてエンターテインメントの基本でもある「観客を楽しませ、魅了する」改めてこの大切な事を学ぶ事が出来ました。マーチングやドラム楽器自体のルーツは西洋にありますが、バチを使って音を鳴らすという行為は和太鼓を通じ、日本でも古くから根付いているものです。西洋がルーツの楽器を使いながらも、日本人の私達だからこそ出来る表現や音楽をより一層追求し、グループのビジョンでもある海外でのパフォーマンス実現に向けても準備していきたいと思います。

今後も、マーチングドラムを用いたパフォーマンス集団の先駆けとして、このジャンルの魅力を伝えていく事はもちろん、観ていただく方々の笑顔・希望・夢・感動体験の創出のため、様々な事にチャレンジしながら活動に取り組んでいきます。引き続き、変わらぬご支援とご鞭撻をお願い申し上げます。

鼓和-CORE-代表/クリエイティブディレクター
夏井洋平

<代表者プロフィール>
神奈川県横浜市出身。マーチングバンド発祥の伝統校、関東学院中学校へ入学。そこでマーチングバンドと出会い、中・高の6年間マーチングパーカッションを経験。高校卒業後、国内の大学に通いながらも渡米し、全米のマーチング最大組織DCI (DrumCorpsInternational) に加盟する「Pioneer Drum&BugleCorps」に所属し、スネアドラムを担当。アメリカの生活や文化を通じながら、楽器の演奏技術・米国のマーチングの練習システムなどを学ぶ。帰国後は、日本の一般団体「横浜インスパイヤーズ」にて2年間活動した後の2006年、一般企業への就職と同時に、日本初のドラムパフォーマンス集団「鼓和-CORE-」を創立。

その後、鼓和の活動とマーチング指導や編曲活動に専念する為に5年間勤めた会社を退職し、2011年株式会社UNISON COMPANYを起業。マーチングドラムを使用した様々なパフォーマンスを創出すると共に、打楽器やマーチングの楽しさを伝えていくために後進への育成・指導も行っている。

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